奥村重旧(読み)おくむら しげひさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥村重旧」の解説

奥村重旧 おくむら-しげひさ

1659-1734 江戸時代前期-中期の剣術家。
万治(まんじ)2年生まれ。元禄(げんろく)13年讃岐(さぬき)高松藩主の剣術師範となる。高松に道場をひらき,その名を諸国に知られた。門弟播磨(はりま)(兵庫県)赤穂(あこう)藩の大石良雄らがいる。享保(きょうほう)19年死去。76歳。備前(岡山県)出身。通称は権左衛門。号は無我

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む