如円尼(読み)にょえんに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「如円尼」の解説

如円尼(2) にょえんに

?-? 鎌倉時代尼僧
律宗東大寺の厳寛の妻となり,聖守(しょうしゅ),円照,円性尼を生む。仁治(にんじ)2年(1241)夫の死後,西大寺叡尊(えいそん)に師事し法華(ほっけ)寺にはいる。円照にまなび,のち同寺をついだ。

如円尼(3) にょえんに

?-1460 室町時代の尼僧。
浄土真宗。応永27年(1420)ごろ本願寺7世存如の妻となり,応玄,玄康を生む。存如の死後,応玄に跡をつがせようとしたが,存如の先妻の子蓮如が8世となった。寛正(かんしょう)元年死去。

如円尼(1) にょえんに

?-? 平安時代前期の尼僧。
淳和(じゅんな)天皇の妃(如意尼)の侍女。天長5年(828)妃とともに宮を出,8年妃が創建した摂津甲山(かぶやま)(兵庫県)神呪(かんのう)寺で如一尼とともに出家した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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