妙境(読み)ミョウキョウ

デジタル大辞泉 「妙境」の意味・読み・例文・類語

みょう‐きょう〔メウキヤウ〕【妙境】

景色などのすぐれた土地
芸術技芸などのきわめてすぐれた境地

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精選版 日本国語大辞典 「妙境」の意味・読み・例文・類語

みょう‐きょうメウキャウ【妙境】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 景色のすぐれた地。
    1. [初出の実例]「自然の妙境は赤道線傍近に纏綿せざるなり」(出典:日本風景論(1894)〈志賀重昂〉九)
    2. [その他の文献]〔王僧孺‐答釈法雲啓〕
  3. はなはだ快い心境。仏法によりさとり得たはればれした境地や、芸術、技芸などのすばらしい境地。佳境妙所
    1. [初出の実例]「初心の禅師は、三宝の妙境(メウキャウ)を軽くし、真言行儀を咲(わら)ふ」(出典雑談集(1305)一)

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普及版 字通 「妙境」の読み・字形・画数・意味

【妙境】みようきよう(めうきやう)

玄妙の境。〔池北偶談、十五集句〕王介甫(安石)、~生集句の詩數千首、屬對切、縱曲折、の如くならざるは無し。~格律寄託、兩(ふたつ)ながら妙に詣(いた)る。奇作なり。

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