姑獲鳥(読み)こかくちょう

精選版 日本国語大辞典 「姑獲鳥」の意味・読み・例文・類語

こかく‐ちょう コクヮクテウ【姑獲鳥】

〘名〙 産婦が死んで化したといわれる幽霊。また、想像上怪鳥。その泣き声は、幼児の泣くのに似て、夜間飛来して幼児に危害を加えるという。産女(うぶめ)。姑獲。
※俳諧・田舎の句合(1680)六番「又、うぶめ、李時珍が説に姑獲(コクヮク)鳥とかけり」

うぶめ‐どり【姑獲鳥】

〘名〙 =うぶめ(産女)
神道集(1358頃)二「未来には鵜羽妻鳥と云物に成り」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「姑獲鳥」の解説

姑獲鳥 (ウブメドリ)

動物。伝説上の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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