コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

李時珍 りじちん Li Shih-chên

5件 の用語解説(李時珍の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

李時珍
りじちん
Li Shih-chên

[生]正徳13(1518).湖北,き州
[没]万暦21(1593)
中国明代を代表する医学者,本草学者。字は東璧。中国古来の植物,薬物を研究,兼ねて動物,鉱物を加味しながら,主として医用の立場で集成した本草学の確立者で,伝統的中国医療の集大成者。主著『本草綱目』。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

李時珍【りじちん】

中国,明末の医師,本草学者。字は東璧。号は瀕湖。湖北省の医家の生れ。挙人の試験に失敗し,民間医として医業のかたわら医学・本草学に関する書を学ぶ。約30年を費やして《本草綱目》を編集,死後刊行された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

りじちん【李時珍 Lǐ Shí zhēn】

1518‐93
中国,明末の医師で,《本草綱目》の著者として知られている。伝記には不明の部分が多く,生没年も近年の研究によって明らかになったが,まだ完全には解決していない。字を東璧といい,晩年には湖山人と称した。中国の書で彼を湖と呼ぶことのあるのは,そのためである。湖北省の蘄州(きしゆう)の人で,祖父の代からの民間医の家に生まれ,彼自身も短期間官に就いたことがあるだけで,大部分は民間医として過ごした。《本草綱目》は彼が独力で医業のかたわら編纂した本草書で,1552年(嘉靖31)に着手し,一応の完成をみたのが78年(万暦6)であるという。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

りじちん【李時珍】

1518~1593) 中国、明末の博物学者・医師。字あざなは東璧。従来の漢方薬書に自分の研究を加えて「本草綱目」を著し、中国本草学を確立した。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

李時珍
りじちん
(1518―1593)

中国、明(みん)代の本草(ほんぞう)学者。『本草綱目』の著者。字(あざな)は東璧。晩年は瀕湖(ひんこ)山人と号す。産薬地として知られる(きしゅう)(湖北省春県)の生まれ。祖父も父の言聞も医者である。生後すぐ母が病み、自身も幼時から病弱であったため医書に親しんだ。14歳で科挙の受験資格を得たが三度郷試(きょうし)に失敗、父業を継いで貧民の治病にあたり、有名になった。1557年に楚(そ)王府の奉祠正(祭祀(さいし)礼節などをつかさどる官)となって良医所(侍医、お抱え医師)の職務を兼ね、1558年ごろ中央の太医院(医療をつかさどる国の役所。いわば国立病院)の院判(副長官、副院長)に推されたが、1年ほどで辞して故郷に帰った。各地を訪ねて薬物採集や民間の処方・療法の調査などをして資料を集め、1552年から編撰(へんせん)に着手した。『本草綱目』を1578年に完成。1590年に刊行が開始され、死後の1596年に完了、次子建元が刊本を神宗に献上した。同書は日本をはじめ、英・仏・独語などに訳され、東西の諸国に影響を及ぼした。[宮島一彦]
『木村康一他註、鈴木真海訳『新註校定国訳本草綱目』17巻・別冊3巻(1973~1978・春陽堂書店)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の李時珍の言及

【本草綱目】より

…中国,明代の李時珍が古今の本草書,その他の文献によって集大成した52巻の薬物書。刊行は1596年ころ。…

※「李時珍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

李時珍の関連キーワード呉又可本草綱目さいたずま本草綱目啓蒙太田澄元木内政章分部惟信《新註校定国訳本草綱目》《本草綱目啓蒙》《本草綱目拾遺》

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

李時珍の関連情報