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子どもの高血圧(症) こどものこうけつあつしょう Childhood Hypertension

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家庭医学館の解説

こどものこうけつあつしょう【子どもの高血圧(症) Childhood Hypertension】

[どんな病気か]
 子どもでも血圧が高い場合があります。その標準値ははっきりしていませんが、学童期では収縮期血圧最高血圧)が125mmHg以上を血圧が高値とすることが多いと思われます。
 子どもの場合は、なんらかの原因で血圧が高くなる二次性(にじせい)高血圧がほとんどです。その原因としては、大動脈縮窄(だいどうみゃくしゅくさく)がもっとも多く、また重要です。その他、腎血管性(じんけっかんせい)高血圧、褐色細胞腫(かっしょくさいぼうしゅ)、原発性アルドステロン症、腎炎(じんえん)などがあげられます。二次性高血圧のため心臓が大きくなり、動きも悪くなることがあります。このため、拡張型心筋症とよく似た状態になることもあります。
 一方、子どもの本態性(ほんたいせい)高血圧はまれですが、家族歴がある場合には注意が必要です。小児期から生活習慣を考えることにより、成人後、病気としての高血圧になるのを予防しようとする試みもなされるようになってきました。
 子どもにも、いわゆる白衣性(はくいせい)高血圧がみられます。白衣性高血圧かどうかの区別には24時間血圧計による検査が有用といわれています。
[治療]
 子どもでは二次性高血圧が主ですので、大動脈縮窄や腎血管の狭窄解除など、原因に対する治療が目標になります。これらの原因に対する治療を行なった後、まだ血圧の調節が困難な場合は、降圧薬を主体とした薬物治療が行なわれます。使用される降圧薬は、成人の場合と同じです。
 原因がはっきりしない高血圧の場合、血清脂質、塩分、肥満などの危険因子の除去がたいせつです。生活習慣の改善がまず行なわれ、薬物治療が必要な場合はまれです。
 子どもの高血圧をどのようにみていくかは、将来の動脈硬化(どうみゃくこうか)の予防といった面からも、今後さらにいろいろなことがわかってくるものと思われます。

出典|小学館
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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

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