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宇宙の地平線 うちゅうのちへいせんcosmic horizon

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

宇宙の地平線
うちゅうのちへいせん
cosmic horizon

膨張宇宙において理論上の観測可能な限界曲面をいう。宇宙が膨張する (→宇宙の膨張 ) ために遠方の天体から放出された光は波長が伸びる (→赤方偏移 ) 。波長が無限大になる位置,つまり,その位置にある天体が光速度でわれわれから遠ざかる距離が地平線である。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

うちゅう‐の‐ちへいせん〔ウチウ‐〕【宇宙の地平線】

膨張する宇宙における事象の地平線。観測者から遠ざかる速度が光速を超えている領域との境界面であり、原理的に観測可能な最も遠方の境界面といえる。この境界を越えた領域からの光(電磁波)や重力波は、永遠に観測者の元に届くことはない。宇宙の地平面。→宇宙の地平線問題

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

うちゅうのちへいせん【宇宙の地平線】

後退速度が光速に達する銀河の距離。ハッブルの法則によると銀河の後退速度はその距離に比例することから、光速で後退する銀河の距離は約100~200億光年と求められ、これより遠い銀河は見ることができないので、この距離のことをいう。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の宇宙の地平線の言及

【宇宙】より

…その後W.バーデは天体の二つの種族の概念を発表し(1944),それに基づいて1950年ころからアンドロメダ銀河の距離はより大きく改訂され,現在では約220万光年とされている。それに伴い宇宙の距離尺度も1940年代に比べ大きくのばされ,宇宙の地平線(後退速度が光速度となるところ)の距離も現在ではおよそ150億~200億光年と考えられ,膨張宇宙の年齢も150億~200億年と考えられるに至った。今日では大型光学望遠鏡,あるいは大型電波望遠鏡によって,地平線の80%前後までが観測されている。…

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