宮前(読み)ミヤマエ

デジタル大辞泉 「宮前」の意味・読み・例文・類語

みやまえ〔みやまへ〕【宮前】

神奈川県川崎市の区名。昭和57年(1982)高津区から分区住宅地

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精選版 日本国語大辞典 「宮前」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ぜん【宮前】

  1. 〘 名詞 〙 宮の前。宮殿の前。神社や宮殿などのほとり。
    1. [初出の実例]「そのほか玄宗華清宮にも、宮前の楊柳寺前の花とて、眺め絶えせぬ名木たり」(出典:謡曲・遊行柳(1516頃))
    2. [その他の文献]〔王建‐宮前早春詩〕

みや‐まえ‥まへ【宮前】

  1. [ 1 ] 神社のまえ。社前。社頭
  2. [ 2 ] 神奈川県川崎市の行政区一つ。昭和五七年(一九八二)高津区から分離成立。東急田園都市線・東名高速道路が通り、住宅地として発展

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百科事典マイペディア 「宮前」の意味・わかりやすい解説

宮前[区]【みやまえ】

神奈川県川崎市中央部,下末吉(しもすえよし)台地北部の区。1982年,高津区の西部が分区。1966年,東急田園都市線が溝の口から長津田へ延長され,宮前平など駅周辺を中心に急激に宅地化が進んだ。宮前平に区役所がある。1968年,東名高速道路東名川崎インターチェンジが開設された。18.61km2。21万8867人(2010)。
→関連項目高津[区]

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