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家畜改良センター カチクカイリョウセンター

デジタル大辞泉の解説

かちくかいりょう‐センター〔カチクカイリヤウ‐〕【家畜改良センター】

家畜や飼料作物の改良、牛の個体識別、畜産新技術の開発などを業務とする独立行政法人平成2年(1990)農林水産省の組織であった種畜牧場改組・改名、平成13年(2001)独立行政法人となる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

家畜改良センター
かちくかいりょうせんたー

家畜の育種改良などに関する日本の中核的機関。英語名はNational Livestock Breeding Center、略称はNLBC。独立行政法人家畜改良センター法(平成11年法律第185号)に基づいて2001年(平成13)に設立された農林水産省所管の独立行政法人。1990年(平成2)に、それまでそれぞれ独立していた各地の種畜牧場を統合して農林水産省家畜改良センターが設立され、のち独立行政法人に移行したものである。福島県西白河(にししらかわ)郡西郷村にある本所とセンター牧場のほか、全国に11か所の牧場(十勝(とかち)、新冠(にいかっぷ)、奥羽、岩手、茨城、長野(支場)、岡崎、兵庫、鳥取、熊本、宮崎)を有する。
 家畜改良センターは、家畜の改良を推進し、優良な種畜や飼料作物種苗の生産・供給を通じて、日本の畜産の発展を促し、国民の豊かな食生活に貢献することを目的として設立された。おもな業務内容は次のとおりである。(1)家畜の改良増殖。ウシ、ブタ、ニワトリなどの改良を進め、優良な種畜、種鶏を生産する。(2)飼料作物種子の増殖・検査。各地の試験研究機関でつくりだされた種子の増殖や、国際基準に基づいた種子の検査を行う。(3)調査研究。遺伝育種技術、肉質評価技術、繁殖技術、飼養管理技術、飼料生産技術など、各種の研究を行う。(4)ウシの個体識別業務。ウシにつけられた個体識別番号による生産履歴をデータベース化し、その情報提供を行う。(5)災害発生時の外部支援。口蹄疫(こうていえき)、トリインフルエンザなどの家畜伝染性疾病の発生や、自然災害が発生した場合に緊急対応する。[編集部]

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