日本歴史地名大系 「小島庄」の解説
小島庄
おじまのしよう
建暦三年(一二一三)二月日の慈鎮所領譲状案(華頂要略)に小島庄とみえ、慈円(慈鎮)が西山宮朝仁親王に譲った門跡相伝房領の一つであった。貞応元年(一二二二)六月日の青蓮院門跡領年貢定文(同書)によれば、当庄は上品八丈絹六〇疋を納めることに定められている。南北朝期、当庄は土岐頼清の本拠地となったようで、子の頼康は父の菩提を弔うために小島
小島庄
こじまのしよう
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報