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…ただし,第一審判決について控訴しないでする跳躍上告や高等裁判所の上告審判決に対する特別上告などがある。
[大法廷と小法廷]
最高裁判所にもたらされた事件のすべてが15人の裁判官全員による審理や裁判を受けるわけではない。事件の性質に応じて能率よく処理するために,最高裁判所は,全員の裁判官で構成される大法廷(定足数9人)とそれぞれ5人の裁判官で構成される三つの小法廷(定足数3人)とに分けられ(裁判所法9条,最高裁判所裁判事務処理規則1,2,7条),事件は,原則として,まず小法廷で審理され,必要とされるとき大法廷で審理,裁判されることとなっている。…
※「小法廷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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