コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

屏風歌 ビョウブウタ

3件 の用語解説(屏風歌の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

びょうぶ‐うた〔ビヤウブ‐〕【×屏風歌】

屏風絵の主題に合わせて詠んだ歌。屏風に貼(は)ったり描いたりした色紙形に書く。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

屏風歌【びょうぶうた】

屏風に描かれた絵を主題として詠作された和歌。四季12ヵ月を主題とした〈月次屏風歌〉や名所歌枕を主題とした〈名所屏風歌〉などがある。絵と歌とを同時に賞美する趣向は,9世紀後半から10世紀にかけて隆盛を極めた。
→関連項目題詠源順

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

屏風歌
びょうぶうた

屏風に描かれた絵画にあわせて貼(は)られた色紙形に記された歌。平安時代、唐絵(からえ)屏風に漢詩を添えたのに倣って、倭絵(やまとえ)屏風には歌が付されるようになり、900年代前半(延喜(えんぎ)~天暦(てんりゃく)年間)に、調度品や賀の祝いとしてことに盛行した。絵は主として四季の景物や行事、名所などで、人物が描き添えられるのが普通。歌は画中の人物の心になって詠まれるが、のちには画中人物同士が歌を詠み交わすような趣向も出た。専門歌人が委嘱されて詠むのが普通で、紀貫之(きのつらゆき)、凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)、伊勢(いせ)などがとくに名高い。[菊地靖彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

屏風歌の関連キーワード源氏絵山水屏風タブロー月次絵長崎版画屏風絵ミニアチュール洋風画襖絵ペンキ絵

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone