山岳病(読み)サンガクビョウ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「山岳病」の意味・読み・例文・類語

さんがく‐びょう‥ビャウ【山岳病】

  1. 〘 名詞 〙 高山に登ったり、高空飛行のとき、気圧減少酸素欠乏によって起こる病的症状。頭痛疲労嘔吐(おうと)、めまい、呼吸困難などを起こし、重症の場合は、運動失調を起こして倒れる。高山病山酔い
    1. [初出の実例]「『うへ見れば山岳病(サンガクビャウ)が恐ろしし、下見て登れ富士の山道』と云ふ自作の歌に」(出典:社会観察万年筆(1914)〈松崎天民〉蛮カラ列伝)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android