高空(読み)コウクウ

デジタル大辞泉 「高空」の意味・読み・例文・類語

こう‐くう〔カウ‐〕【高空】

空の高いところ。⇔低空
[類語]中天中空なかぞら中空ちゅうくう天空天穹てんきゅう穹窿きゅうりゅう蒼穹そうきゅう太虚たいきょ上天天球青空青天井ちゅうくう空中虚空こくう上空大空低空

たか‐ぞら【高空】

空の高い部分。また、澄みきって高く見える空。

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精選版 日本国語大辞典 「高空」の意味・読み・例文・類語

こう‐くうカウ‥【高空】

  1. 〘 名詞 〙 高い空。上空。上天。
    1. [初出の実例]「高空で炸裂したタマの中からパラシュートによって人が降りてくるなどいふうはさ話」(出典:星を造る人(1922)〈稲垣足穂〉)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐雨晴詩〕

たか‐ぞら【高空】

  1. 〘 名詞 〙 澄みきって高く見える空。
    1. [初出の実例]「気位の月の高(タカ)ぞら冴返りたるあとの」(出典:おぼろ夜(1899)〈斎藤緑雨〉)

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