日本歴史地名大系 「山野村」の解説
山野村
やまのむら
- 鹿児島県:大口市
- 山野村
大口郷
「和名抄」高山寺本記載の大隅国
慶長一二年(一六〇七)には新納利兵衛尉に「山野村くつかけた」の中田一反余(分米一石余)など、計田畠五反余(分米五石余)の地が加増され(「新納為舟忠元加増坪付」旧記雑録)、同一四年に村田源之丞に宛行われた知行高三七石余のうちには、「上山野村」の「くつかた」「のり末」「あらた」「大つほ」「迫」「権現之下」の上・中・下田計二反余・分米三石余が含まれていた(「新納忠元坪付」村田文書)。
山野村
やまのむら
弥生時代小田川をさかのぼり定着したもののようで、弥生土器や磨製石斧の出土地が川沿いに点在する。とくに下市・
山野村
やまのむら
現稲築町の北西端に位置し、東は
山野村
さんやむら
延宝六年(一六七八)の「日高鑑」では「山野四ケ村」として高四一九石余。山野四ヵ村の内訳は、山野
山野村
やまのむら
山野村
やまのむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報