岐阜縮緬(読み)ぎふちりめん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「岐阜縮緬」の意味・わかりやすい解説

岐阜縮緬
ぎふちりめん

岐阜市周辺で織り出される縮緬。1722年(享保7)に、京都から技法が伝えられ、さらに1771年(明和8)には、紋縮緬の技法が伝えられた。丹後(たんご)・長浜と並んで、縮緬の産地で、大垣藩の保護と奨励によって生産された。京都に送られ友禅染に加工されるが、その需要によって生産が左右されるのは、いずれの生産地も同様である。とくに玉糸による無地縮緬、紋縮緬が知られているが、現在は人絹縮緬の生産に移行している。

[角山幸洋]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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