岡田春夫(読み)オカダ ハルオ

20世紀日本人名事典 「岡田春夫」の解説

岡田 春夫
オカダ ハルオ

昭和期の政治家 元・衆院副議長(社会党)。



生年
大正3(1914)年6月14日

没年
平成3(1991)年11月6日

出生地
北海道美唄市

旧姓(旧名)
岡田 穣(オカダ ミノル)

学歴〔年〕
小樽高商〔昭和12年〕卒,慶応義塾大学〔昭和12年〕中退

主な受賞名〔年〕
勲一等旭日大綬章〔昭和61年〕

経歴
製材業を営み、北海道議、労農党中執委などを経て、昭和21年の戦後第1回総選挙で初当選。以来当選15回。54年から衆院副議長を2期4年務めた。社会党の“安保七人衆”の一人として60年安保闘争の先頭に立った。また自衛隊幹部が有事を想定した極秘扱いの「三矢研究」をスッパ抜くなど“爆弾質問男”の異名を取った。60年衆院政治倫理審査会委員となる。61年6月引退。自伝に「オカッパル一代記」があ。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「岡田春夫」の解説

岡田 春夫
オカダ ハルオ


肩書
元・衆院副議長(社会党)

旧名・旧姓
旧名=穣(オカダ ミノル)

生年月日
大正3年6月14日

出生地
北海道美唄市

学歴
小樽高商〔昭和12年〕卒 慶応義塾大学〔昭和12年〕中退

経歴
製材業を営み、北海道議、労農党中執委などを経て、昭和21年の戦後第1回総選挙で初当選。以来当選15回。54年から衆院副議長を2期4年務めた。社会党の“安保七人衆”の一人として60年安保闘争の先頭に立った。また自衛隊幹部が有事を想定した極秘扱いの「三矢研究」をスッパ抜くなど“爆弾質問男”の異名を取った。60年衆院政治倫理審査会委員となる。61年6月引退。自伝に「オカッパル一代記」があ。

受賞
勲一等旭日大綬章〔昭和61年〕

没年月日
平成3年11月6日


岡田 春夫
オカダ ハルオ


肩書
衆院議員(立憲民政党)

生年月日
明治20年3月

出身地
北海道

学歴
関西大学法律科〔明治44年〕卒

経歴
明治44年北海道タイムス政治部記者になる。その後、美唄町議、北海道議、同参事会員を務める。昭和5年衆院議員に当選。以来通算3期務めた。

没年月日
昭和12年12月11日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡田春夫」の解説

岡田春夫 おかだ-はるお

1914-1991 昭和時代後期の政治家。
大正3年6月14日生まれ。社会党の結成に参加。昭和21年衆議院議員(当選15回),54年から2期衆議院副議長。日ソ協会,日中友好協会理事などもつとめた。安保,日韓,沖縄,防衛庁の三矢研究などの問題をとりあげて政府を追及し,「爆弾男」とよばれた。平成3年11月6日死去。77歳。北海道出身。小樽高商(現小樽商大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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