極秘(読み)ゴクヒ

デジタル大辞泉 「極秘」の意味・読み・例文・類語

ごく‐ひ【極秘】

絶対に秘密であること。外部には絶対に漏らしてならないこと。「極秘文書
[類語]こっそり忍びやかそっと秘密内内うちうち内内ないない内輪内部内密内幕内裏うちうら内緒内証内分内聞内情内実隠密おんみつ厳秘げんぴ丸秘まるひ機密枢密すうみつ天機機事密事秘事暗部隠し事秘め事みそか事内緒ないしょ秘中の秘みそひそ秘めやか

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精選版 日本国語大辞典 「極秘」の意味・読み・例文・類語

ごく‐ひ【極秘】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きわめて秘密なこと。また、そのものやさま。極内。極密。
    1. [初出の実例]「被答云、極秘事也」(出典:中右記‐寛治八年(1094)九月六日)
    2. 「海軍は極秘で世界一いうどえらい船造ってますしナ」(出典:春の城(1952)〈阿川弘之〉一)

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普及版 字通 「極秘」の読み・字形・画数・意味

【極秘】ごくひ

内密。

字通「極」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の極秘の言及

【軍事秘密】より

…これはアメリカから供与された装備品などの構造または性能・製作・保管・修理に関する技術,使用の方法,品目および数量などで,公表されていないものである。防衛秘密は,その秘密保護の必要度に応じて機密,極秘,秘に区分する。機密とは秘密の保護が最高度に必要であって,その漏洩が日本の安全に対しとくに重大な損害を与えるもの,極秘とは秘密の保護が高度に必要であって,その漏洩が日本の安全に対し重大な損害を与えるおそれのあるもの,秘とは秘密の保護が必要であって,機密や極秘に該当しないものをいう。…

※「極秘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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