デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嵐和歌野」の解説 嵐和歌野(初代) あらし-わかの 1692-1728 江戸時代中期の歌舞伎役者。元禄(げんろく)5年生まれ。3代嵐三右衛門に入門,若女方として京都,大坂の舞台にたつ。享保(きょうほう)6年江戸にでて中村座の若衆方として人気を得,7年若女方にもどる。2代市川団十郎の相手役をつとめた。世話物をよくし,傾城役(けいせいやく)を得意とした。享保13年5月20日死去。37歳。俳名は春暁。 嵐和歌野(2代) あらし-わかの 1727-1763 江戸時代中期の歌舞伎役者。享保(きょうほう)12年生まれ。初代佐渡島長五郎の門から3代嵐三右衛門の門に転じる。若女方として大坂,江戸の舞台にたち,のち京都で人気を博した。世話物をよくし,女房役を得意とした。宝暦13年2月9日死去。37歳。俳名は扇子。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by