デジタル大辞泉 「工業港」の意味・読み・例文・類語 こうぎょう‐こう〔コウゲフカウ〕【工業港】 工場の専用埠頭ふとうから貨物船に原材料や製品を直接積み降ろしできる設備をもつ港。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「工業港」の意味・読み・例文・類語 こうぎょう‐こうコウゲフカウ【工業港】 〘 名詞 〙 港湾の用途による分類の一つ。主として臨海工業地帯に付属し、工場の専用埠頭から直接に原料、製品を貨物船に積み降ろしできるように設備されている港。鹿島臨海工業地帯の鹿島港、京葉工業地帯の千葉港、中京工業地帯の四日市港、阪神工業地帯の堺港などがある。産業港湾。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「工業港」の意味・わかりやすい解説 工業港こうぎょうこうindustrial port 工業地域に隣接してこれと結びついた港湾をいう。近年は特に専用埠頭を特定のプラント用地内に設けたものをさす場合もある。また高性能設備によって埠頭の荷役能率を高める。大規模な臨海工業地帯の建設に伴い,近年急速に発達した産業港湾は工業港の発展した広域港湾として新しい形態を整えつつある。日本では洞海,川崎,鹿島,苫小牧など実例は多く,ヨーロッパではオランダのロッテルダムを中心としたユーロポートやフランスのマルセイユ西方港域,アメリカでは特に第2次世界大戦後発達した太平洋岸諸港などをあげることができる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by