市川三郷町(読み)いちかわみさと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「市川三郷町」の意味・わかりやすい解説

市川三郷〔町〕
いちかわみさと

山梨県中部,甲府盆地の南西部にある町。西部の町境で笛吹川釜無川が合流し,富士川となって南流する。南部は御坂山地西端の山地,丘陵地に位置する。 2005年三珠町,市川大門町,六郷町の3町が合体。笛吹川沿いの低地を中心に,米作や野菜,果樹栽培などの農業が行なわれる。ころ柿キーウィフルーツトウモロコシなどが特産品。市川大門では古くから笛吹川の支流芦川の清流を利用して和紙を産し,江戸時代には幕府へ献上した。花火の産地としても有名。六郷では昭和初期から水晶の印章づくりが盛ん。現在は象牙,瑪瑙,プラスチックなど多様な素材を用いる。中部の大畠山の西斜面に四尾連湖があり,付近一帯は四尾連湖県立自然公園に属する。 JR身延線,国道 140号線,358号線が通る。面積 75.18km2。人口 1万4700(2020)。

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日本歴史地名大系 「市川三郷町」の解説

市川三郷町
いちかわみさとちよう

2005年10月1日:西八代郡三珠町市川大門町六郷町合併
【三珠町】山梨県:西八代郡
【市川大門町】山梨県:西八代郡
【六郷町】山梨県:西八代郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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