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市川団十郎(4代) いちかわ だんじゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

市川団十郎(4代) いちかわ-だんじゅうろう

1711-1778 江戸時代中期の歌舞伎役者。
正徳(しょうとく)元年生まれ。2代市川団十郎の子という。初代松本幸四郎の養子となり,享保(きょうほう)20年2代をつぐ。実悪(じつあく)で名をあげ,宝暦4年4代団十郎を襲名。のち実事(じつごと)に転じ,晩年は深川木場で門弟を育成,「木場の親玉」とよばれた。安永7年2月25日死去。68歳。江戸出身。後名は市川海老蔵(えびぞう)(3代)。俳名は佰莚,夜雨庵。屋号は成田屋

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

市川団十郎(4代)

没年:安永7.2.25(1778.3.23)
生年:正徳1(1711)
江戸中期の歌舞伎役者。江戸堺町(日本橋芳町・人形町)の芝居茶屋和泉屋勘十郎の次男とも,2代目団十郎の実子ともいう。俳名は海丸,五粒,三升など。屋号成田屋。初代松本幸四郎の養子となり,松本七蔵,2代目幸四郎を経て宝暦4(1754)年団十郎襲名。のち市川海老蔵(3代)と改名した。女形から立役に転じて実悪,敵役を演じ,のちには実事や団十郎家伝来の荒事をもよくした。当たり役としては悪七兵衛景清,佐々木巌柳などが名高い。住居が深川木場にあり,劇界における地位やその人柄から「木場の親玉」と尊称された。修行講という演技の研究会を開いて門弟の育成に努力した。

(池上文男)

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