翻訳|stereotypy
同じ動作,姿勢,言葉などが持続的にくり返される現象。最初は意味を持っていたのにそれが薄れて外面だけが自動化してしまったもの,象徴的な意味をとどめているものもあるが,いずれにせよ目的がなく有効でもなく,周囲の状況に適合していないところに,この現象の特性がある。緊張症状群の1症状として統合失調症に出現することが多いが,また脳炎,パーキンソン症,ピック病など痴呆をきたす疾患や高度の精神遅滞にもみられる。常同症は次のように分けられる。(1)常同言語 語唱ともいい,一見意味のない言葉や言いまわしを言い続ける。(2)常同運動 目的なしにリズミカルな運動が反復される。(3)常同姿勢 いったんとった奇妙な姿勢をいつまでもとり続ける。
執筆者:小見山 實
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新