年甲斐もない(読み)トシガイモナイ

デジタル大辞泉 「年甲斐もない」の意味・読み・例文・類語

年甲斐としがいもな・い

年齢にふさわしくなく愚かである。「―・く派手なけんかをしてしまった」
[類語]不穏当不謹慎不心得心無い非常識不見識無分別言語道断由由しい目に余る成ってない若気の至り年寄りの冷や水

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精選版 日本国語大辞典 「年甲斐もない」の意味・読み・例文・類語

としがい【年甲斐】 も ない

  1. 大人がその年齢にふさわしくない愚かな事をする。いい年をして浅はかな行ないをする。
    1. [初出の実例]「傍輩の女郎衆に年(トシ)げゐもねへとつもられるも恥かしく」(出典洒落本・穴可至子(1802))
    2. 「依田は年甲斐もなく胴震いがした」(出典:青井戸(1972)〈秦恒平〉)

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