不心得(読み)フココロエ

デジタル大辞泉 「不心得」の意味・読み・例文・類語

ふ‐こころえ【不心得】

[名・形動]心がけの悪いこと。わきまえのないこと。また、そのさま。「不心得言動」「不心得を𠮟る」
[類語]不良不品行不身持ちふしだら不行儀不行状不行跡不穏当不謹慎心無い非常識不見識無分別言語道断由由しい目に余る成ってない若気の至り年甲斐も無い年寄りの冷や水とんでもない途方もない途轍とてつもない突拍子もないとんだもってのほか法外大それた論外けしからん話にならない滅相もない気が知れない不始末不埒ふらち不逞ふてい罪作り邪道沙汰の限り沙汰のほか非道無道不当不所存あるまじきあろうことか一筋縄ではいかない横道身の程知らず不届き不届き至極

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精選版 日本国語大辞典 「不心得」の意味・読み・例文・類語

ふ‐こころえ【不心得】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 心得のよくないこと。心がけが悪いこと。また、そのさま。不料簡。
    1. [初出の実例]「其様な不心得(ココロエ)な事があるものではない」(出典文明開化(1873‐74)〈加藤祐一〉初)

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