目に余る(読み)メニアマル

デジタル大辞泉 「目に余る」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目に余る」の意味・読み・例文・類語

め【目】 に 余(あま)

  1. 数が多くありすぎて一度に見渡すことができないほどである。
    1. [初出の実例]「目に余る程の大勢也と聞き」(出典:太平記(14C後)二二)
  2. 程度がひどすぎて、黙ってみていられないほどである。
    1. [初出の実例]「野山を走り田畠を損じ、馬牛を打ち張り、目に余りたる不用仁也ければ」(出典:源平盛衰記(14C前)一八)

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