座禅豆(読み)ザゼンマメ

デジタル大辞泉 「座禅豆」の意味・読み・例文・類語

ざぜん‐まめ【座禅豆】

黒大豆を甘く煮た食べ物。僧が座禅中、小用に立たないために食べたところからの名という。ざぜまめ。

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百科事典マイペディア 「座禅豆」の意味・わかりやすい解説

座禅豆【ざぜんまめ】

小粒の黒豆雁喰(がんくい)豆)あるいはダイズを甘く煮しめたもの。〈ざぜまめ〉とも。もと僧が座禅をする際に尿を止めるために食べたといわれる。黒豆のものは丹波篠山(ささやま)地方名物

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「座禅豆」の解説

ざぜんまめ【座禅豆】

黒豆を甘く煮しめた料理。◇「食べると尿が止まる」とされ、僧が座禅の際、途中で用を足すために中断しないでよいように食べたことからこの名があるとされる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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