引き負ふ(読み)ヒキオウ

デジタル大辞泉 「引き負ふ」の意味・読み・例文・類語

ひき‐お・う〔‐おふ〕【引き負ふ】

[動ハ四]奉公人主家の金を使い込む。
手代に―・はれ」〈浮・新永代蔵・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「引き負ふ」の意味・読み・例文・類語

ひき‐お・う‥おふ【引負】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙
  2. 他人に代わって売買取引を行なったり、人の金銭を融通したりして、その損失負債となって残る。
  3. 使用人などが、主人の金、公金などを使い込む。
    1. [初出の実例]「手代に引負(オハ)れ」(出典浮世草子日本新永代蔵(1713)二)
  4. 借金する。負債する。
  5. 身に損失となるような物事をしょいこむ。
    1. [初出の実例]「町の失望と、反感と侮蔑とを、当然、引背負(ヒキオ)はねばならなかった」(出典:唐人お吉(1928)〈十一谷義三郎〉六)

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