改訂新版 世界大百科事典 「張問陶」の意味・わかりやすい解説
張問陶 (ちょうもんとう)
Zhāng Wèn táo
生没年:1764-1814
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
中国、清(しん)代の詩人。字(あざな)は仲冶(ちゅうや)、号は船山(せんざん)。四川(しせん)省遂寧(すいねい)県の出身。雍正(ようせい)帝のときの賢相、大学士張鵬翮(ちょうほうかく)の玄孫。1790年(乾隆55)の進士。翰林院(かんりんいん)庶吉士(しょきつし)から都察院御史、吏部郎中を歴任し、山東省莱州(らいしゅう)府知事に転じて退官。蘇州(そしゅう)に住んで江蘇・浙江(せっこう)地方を遊歴した。詩に優れ、京官時代には洪亮吉(こうりょうきつ)ともっとも交際が密だった。彼が袁枚(えんばい)に認められる契機をつくったのも、洪だった。四川省出身の詩人中、清代を通じて第一の称があり、性霊(せいれい)説を奉じ清新にして叙情的なその作風は、江戸末期から明治にかけて、日本でも多くの愛好者を得た。書画はともに一家をなしている。『船山詩草』26巻がある。
[佐藤一郎]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新