征役(読み)せいえき

精選版 日本国語大辞典 「征役」の意味・読み・例文・類語

せい‐えき【征役】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 租税夫役(ぶやく)。夫役。正丁義務とされる労役。〔周礼地官・小司徒〕
  3. いくさに征(ゆ)くこと。出征
    1. [初出の実例]「越前、越中、越後等国軍士、経征役五十日已上者、賜復一年」(出典続日本紀‐和銅二年(709)九月己卯)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「征役」の読み・字形・画数・意味

【征役】せいえき

租税と力役。〔周礼、地官、小司徒〕そ征役の施舍(ししや)(恩恵免除)と、其の祭祀・飮・喪紀の禁令とを掌る。

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