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後熟 こうじゅく afterripening

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

後熟
こうじゅく
afterripening

種子が一応熟してもただちに発芽の能力をもつとはかぎらず,一定の準備期を経てのちに発芽可能になるものがある。このように種子が発芽能力をもつようになる変化期間を,種子が時間とともに完全に熟するものと考え,この現象を後熟という。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

後熟
こうじゅく

種子についてと果実についての二つの意味をもつ。種子には見かけ上完熟した場合、すぐ発芽する能力の備わっているものと、能力がまだできていないものとがある。後者の場合はある期間が経過すると発芽能力をもつ。この期間中における種子の生理的成長を後熟という。温帯植物では0~6℃くらいの低温、適湿で後熟が進み、この間に種子内の脂肪やタンパク質が減少してアミノ酸が増加し、酵素活性は高まり、発芽抑制物質は減少する。果実の後熟は、マンゴー、西洋ナシ、メロンなどでみられる収穫後の果実の生理的成長で、香り、風味、肉質などをよくし、商品性を高める。[飯塚宗夫]

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世界大百科事典内の後熟の言及

【発芽】より

…(2)は種皮の一部をやすりなどで傷つけたり種子を濃硫酸に短時間つければ,(3)は種皮を取り除けば発芽する。また(2),(3)の種皮の発芽の障害となる性質は後熟after‐ripeningが進むと失われる。
[発芽と環境条件]
 発芽に必要な環境条件として,水,熱(適当な温度),酸素があげられる。…

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