日本歴史地名大系 「御庄村」の解説
御庄村
みしようむら
御庄という呼称は、嘉禎三年(一二三七)一一月の周防石国御庄沙汰人等重申状(厳島神社野坂家文書)に
慶長五年(一六〇〇)の領地打渡注文(吉川家文書)には「四百七十二石 三庄」とあるが、同年の検地帳には「高四百七十三石三升五合、御庄、内田方二十二町五反余、畑方三十三町二反余」とある。次いで同一五年の検地帳では、田畑の面積は同じだが村高七一〇石余となり、屋敷五七軒、市屋敷四九軒と記録される。
御庄村
みしようむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報