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御覧ず ゴランズ

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デジタル大辞泉の解説

ごらん・ず【御覧ず】

[動サ変]見る」の尊敬語。「見給う」に比べ、敬意が強い。
ご覧になる。ご覧じる。
「昔も―・ぜし道とは見給へつつ」〈かげろふ・中〉
世話をなさる。
「年比も―・じて久しくなりぬ」〈堤・由無し事
召し上がる。
「君、いとねぶたしとて起き給はねば、なほこよひ―・ぜよとて聞こゆれば」〈落窪・一〉

ごろう・ず〔ゴラウず〕【御覧ず】

[動サ変]《「ごらんず」の音変化》
見る」の尊敬語。ごらんになる。ごろうじる。
「帝王コレヲ―・ゼラレテ大キニ驚カセラルル体デ」〈天草本伊曽保・ネテナボ帝王イソポに御不審〉
(補助動詞)補助動詞「みる」の尊敬語。
「よくよく按じて―・ぜい」〈杜詩続翠抄〉

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

ごらんず【御覧ず】

( 動サ変 )
「見る」の尊敬語。「見給ふ」より敬意が高い。
御覧になる。 「これを帝-・じて、いかが帰り給はむそらもなく思さる/竹取」
結婚なさる。 「まだ無下にいはけなき程に侍るめれば、たはぶれにても-・じがたくや/源氏 若紫
世話をなさる。 「年ごろも-・じて久しくなりぬ/堤中納言 よしなしごと
連用形「ごらんじ」が他の動詞の上に付いて、「見…」の形の複合動詞の尊敬語となる。 「とのにも御方々の童・下仕へのすぐれたるをと-・じくらべ/源氏 乙女

ごろうず【御覧ず】

( 動サ変 )
〔「ごらんず」の転〕
ごらんになる。 「なんと何れも旦那のはばを-・じたか/浄瑠璃・淀鯉
(補助動詞) 動詞の連用形に「て」の付いた形に付いて、「…てみる」の意の尊敬語として用いられる。 「よくよく按じて-・ぜい/杜詩続翠抄」

出典|三省堂
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