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微生物タンパク(微生物蛋白) びせいぶつたんぱく

世界大百科事典 第2版の解説

びせいぶつたんぱく【微生物タンパク(微生物蛋白)】

微生物の菌体に含まれるタンパク質。主として菌体のまま乾燥して飼料や食料とするが,菌体を破砕してタンパク質を抽出し,食品などの素材とすることもできる。酵母や細菌のような単細胞微生物がおもに用いられるので,single cell protein(単細胞タンパク,SCPと略す)とよばれることが多い。発酵タンパクともいい,ノルマルパラフィンのような石油系の原料から製造されるものは石油タンパクとよばれたこともある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の微生物タンパク(微生物蛋白)の言及

【酵母】より

…また,亜硫酸パルプ廃液はキシロースなどの糖類を含むので,これらの糖類を利用する酵母を用いる菌体生産が実用化されている。最近では,炭化水素やメタノールのような物質からの微生物タンパク質single cell protein(SCP)の生産が研究されている。酵母菌体より核酸を抽出し,加水分解し,核酸調味料を製造する技術は日本の研究者により開発,実用化された。…

※「微生物タンパク(微生物蛋白)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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