もよく用いられる。αが小さいのは電磁相互作用が弱いことを意味する。αは量子電磁力学の近似計算 (摂動論) で展開パラメータとして用いられる重要な原子定数である。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
水素類似原子のスペクトル線に現れる微細構造を説明するために,A. Sommerfeldによって導入された無次元の定数.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…この分裂した各発光線を微細構造線と呼ぶ。分裂の大きさは微細構造定数αに特徴づけられる。αは,光の速度をc,電子の電荷を-e,真空の透磁率をμ0とすると,α=μ0ce2/2h=(137.03604)-1で与えられる(CGS単位では2πe2/hc)無次元の普遍定数で,微細構造に限らず,電子,中間子,光子の間の相互作用を特徴づける自然界の重要な定数である。…
※「微細構造定数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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