コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

心理学主義 しんりがくしゅぎ psychologism

2件 の用語解説(心理学主義の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

心理学主義
しんりがくしゅぎ
psychologism

A.F.フィーアカントの社会学の立場を批判するのに用いた H.フライアーの用語。フィーアカントは,形式社会学ロゴス科学的なものから,心理学的なものへ転移するものとして方向づけた。彼は社会心理学的な動機的状況に社会現象の限界と秩序を見出し,社会学的な構造的諸概念を,人間相互の可能的な行為様式の体系に解消しようとした。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

しんりがくしゅぎ【心理学主義 psychologism】

19世紀後半の有力な哲学説の一つで,心理学をあらゆる哲学的諸学科の基礎学とみなし,とりわけ論理学と認識論を心理学によって基礎づけようとする立場。心理主義ともいう。J.S.ミルやブント,T.リップスらがその代表者。この立場は,普遍妥当的な真理や価値の存在を否定して,相対主義に陥るため,新カント学派や現象学派(とくにフッサール)によって厳しく批判され,20世紀初頭に急速にその影響力を失った。【立松 弘孝】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の心理学主義の言及

【論理学研究】より

…本書全体の根本課題は〈純粋論理学と認識論の新たな究極的基礎づけ〉を遂行することにある。第1巻は,当時優勢であった心理学主義的見解,すなわち論理学的な諸概念や諸命題を心的作用による形成物とみなし,論理学の諸法則をも心理学的な事実法則と解する立場を徹底的に批判して,それら論理学的諸対象が,リアルな心的作用とは異質の〈イデア的意味統一体〉であることを明らかにした。つまり論理学の客観的なイデア学=本質学的性格を強調した。…

※「心理学主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

心理学主義の関連キーワード移動派音楽学カント学派清水焼新スコラ学ニヒリスト国家主権説Ржев文化圏説奈良県奈良市山陵町

今日のキーワード

アレルギー

語源はギリシャ語。「変わった(変えられた)働き」です。関係しているのは、人間の免疫システム。免疫は本来、人の体を守る仕組みですが、ときに過剰反応し、不快な症状を引き起こすことがあります。それがアレルギ...

続きを読む

コトバンク for iPhone