忍野[村](読み)おしの

世界大百科事典 第2版の解説

おしの【忍野[村]】

山梨県南東部,南都留(みなみつる)の村。人口8370(1995)。中央部の忍野盆地新名庄川が西流し,西部桂川に合流する。1872年(明治5)忍草(しぼくさ)村と内野村が合併して成立。富士山北麓の高冷地にあって,冷害と闘いながら,古くから稲作を中心に農業が行われ,近年蔬菜,雑穀タバコなどの栽培や養鶏,牛などの飼育が盛んになり,養鱒も行われる。大企業が進出し,電気製品をはじめ,工業生産が伸びている。

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百科事典マイペディアの解説

忍野[村]【おしの】

山梨県南東部,南都留郡に属する村。山中湖から流れ出る桂川が西部をかすめ,富士山の伏流水湧出点として名高い名勝〈忍野八海〉(世界遺産)や忍野温泉もある。南西部には陸上自衛隊北富士駐屯地があるほか,産業用ロボット製造では国内最大手として知られるファナック本社および工場が立地し,観光業とともに村の基幹産業の一つとなっている。25.05km2。8635人(2010)。

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