悪戦苦闘(読み)あくせんくとう

四字熟語を知る辞典「悪戦苦闘」の解説

悪戦苦闘

困難な状況の中で、苦しみながら努力したり、戦ったりすること。

[活用] ―する。

[使用例] それまでの言語に絶した窮乏生活の悪戦苦闘にも疲れ果て、ついに秋風と共に単身都落ちというだらしない運命に立ちいたったのでございます[太宰治*男女同権|1946]

[使用例] 馴れない女の料理は、悪戦苦闘の結果、例外なく家族の者の口に合わない[大原富枝壁紙を貼る女|1970]

[解説] 本来は、強敵相手に苦しい戦いをすること。転じて、一般的な事柄に関しても用います。

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デジタル大辞泉「悪戦苦闘」の解説

あくせん‐くとう【悪戦苦闘】

[名](スル)
強敵に対して非常に苦しい戦いをすること。
困難な状況の中で、苦しみながら努力すること。「少ない予算で悪戦苦闘する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典「悪戦苦闘」の解説

あくせん‐くとう【悪戦苦闘】

〘名〙
① 強敵相手に苦しい戦いをすること。
※小さな王国(1918)〈谷崎潤一郎〉「それでも沼倉組は盛んに悪戦苦闘して結局勝を制してしまった」
② 転じて、困難な状況の中で、苦しみながら努力すること。
※開化の殺人(1918)〈芥川龍之介〉「の明子に対する愛が、幾多の悪戦苦闘の後、漸次熱烈にしてしかも静平なる肉親的感情に変化したるは」

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