慰安(読み)イアン

デジタル大辞泉 「慰安」の意味・読み・例文・類語

い‐あん〔ヰ‐〕【慰安】

[名](スル)心をなぐさめ、労をねぎらうこと。また、そのような事柄。「従業員慰安する」「慰安旅行」
[類語]慰めるいたわる慰藉いしゃ慰問見舞いねぎらう慰労

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「慰安」の意味・読み・例文・類語

い‐あん ヰ‥【慰安】

〘名〙 心をなぐさめ、労をねぎらうこと。また、心がなぐさめられるような感じや事柄。
※泰西勧善訓蒙(1873)〈箕作麟祥訳〉四「仁愛は〈略〉不幸なる者を慰安するにあり」 〔漢書‐魏相伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「慰安」の読み・字形・画数・意味

【慰安】い(ゐ)あん

慰め安んずる。〔後漢書、劉焉伝〕(張)魯、本(もと)善るを以て、人をはして之れを慰安す。魯、ち家屬と出で(むか)ふ。

字通「慰」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android