デジタル大辞泉
「労る」の意味・読み・例文・類語
いたわ・る〔いたはる〕【▽労る】
[動ラ五(四)]
1
㋐弱い立場にある人などに同情の気持ちをもって親切に接する。気を配って大切に世話をする。「病人を―・る」
㋑労をねぎらう。慰労する。「選手を―・る」
㋒手当てを加える。養生する。「からだを―・る」
2
㋐苦労する。骨を折る。
「死りて後、人に―・らしむることなけむ」〈北野本皇極紀〉
㋑病気になる。わずらう。
「七月ばかりより―・ることありて」〈浜松・五〉
[可能]いたわれる
→慰める[用法]
[類語]慰める・慰安・慰藉・慰問・見舞い・ねぎらう・慰労
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