成案(読み)セイアン

精選版 日本国語大辞典 「成案」の意味・読み・例文・類語

せい‐あん【成案】

  1. 〘 名詞 〙 ある計画方針などに対するすでにできあがった考えや文案。
    1. [初出の実例]「具獄と云は、なりすまいたる成案でこそあれぞ。具獄なんどとは読まいぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)張湯第二九)
    2. 「協議会に於て成立したる成案に」(出典:議院法(明治二二年)(1889)五六条)
    3. [その他の文献]〔韓愈‐藍田県丞庁壁記〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「成案」の読み・字形・画数・意味

【成案】せいあん

決定案。

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