愚案(読み)ぐあん

精選版 日本国語大辞典 「愚案」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐あん【愚案】

〘名〙
① おろかな考え。とるにたりない意見
※小右記‐長保元年(999)一〇月三〇日「源相公陳旨如愚案」
② 自分の考えをへりくだっていう語。愚見。
※太平記(14C後)二「此の儀尤も然るべく聞へ候へ共、退いて愚案を廻すに」

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デジタル大辞泉 「愚案」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐あん【愚案】

おろかな考え。ばかげた意見。
自分の考えをへりくだっていう語。愚見。
[類語]考え愚見愚考腹案原案たたき台代案対案試案懸案法案草案私案素案成案決議案新案良案妙案名案アイデア

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「愚案」の読み・字形・画数・意味

【愚案】ぐあん

愚考。

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