デジタル大辞泉
「成相山」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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なりあい‐さんなりあひ‥【成相山】
- 京都府宮津市にある山。天の橋立の北方からの眺望で知られ、中腹に成相寺がある。標高五六九メートル。鼓ケ岳。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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成相山 (なりあいさん)
京都府宮津市と与謝郡与謝野町,京丹後市の境界をなす山。鼓ヶ岳ともいう。標高569m。山頂は宮津湾奥にある天橋立の北側付け根の約3.5km北西にあたる。南東側の中腹にある真言宗成相寺は古来観音霊場として有名で,西国三十三所の第28番札所である。南側山麓に近い標高140m付近にある傘松公園からの天橋立の展望はすばらしく,南麓にある籠(この)神社の横からケーブルカーが通じている。延喜式内社の籠神社は丹後国一宮であり,〈海部氏系図〉(国宝)など多数の文化財を伝える。付近は古代の丹後国府の所在地と推定され,国分寺跡もある。
執筆者:金田 章裕
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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成相山
なりあいさん
京都府北部,丹後半島の南東部,天橋立の北側にある山。別称鼓ヶ岳。標高 569m。宮津市に属する。中腹に西国三十三所第28番札所の成相寺があり,傘松公園からの天橋立の眺望は,「天橋立股のぞき」で知られる。山麓の府中は丹後国府の所在地で,国分寺もあった。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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