デジタル大辞泉 「戯れ言」の意味・読み・例文・類語 ざれ‐ごと【▽戯れ言】 《「ざれこと」とも》ふざけて言う言葉。冗談。[類語]うわ言・寝言・たわ言・しれ言・妄言・無駄口・放言・暴言・失言・出任せ・言い過ぎ・過言・口が過ぎる・言い過ぎる たわぶれ‐ごと〔たはぶれ‐〕【▽戯れ言】 「たわむれごと」に同じ。「おしなべたらぬ若人どもに、―などのたまひつつ」〈源・帚木〉 たわれ‐ごと〔たはれ‐〕【▽戯れ言】 「たわむれごと」に同じ。 たわむれ‐ごと〔たはむれ‐〕【戯れ言】 たわむれていう言葉。ざれごと。冗談。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「戯れ言」の意味・読み・例文・類語 ざれ‐ごと【戯言・戯事】 〘 名詞 〙 ( 「ざれこと」とも ) たわむれに言うことば。ふざけて言うことば。冗談。また、たわむれてすること。ふざけてすること。[初出の実例]「詞にざれこと、如何」(出典:名語記(1275)六)「仏者は仏と法とを戯ごとになすまじきなり」(出典:十善法語(1775)五) じゃれ‐ごと【戯言・戯事】 〘 名詞 〙 ( 「じゃれこと」とも ) たわむれて言うことば。また、たわむれごと。冗談。ざれごと。[初出の実例]「我はまた桴の材木をさへ、用意せぬ者をと、じゃれことになして宣へり」(出典:応永本論語抄(1420)公冶長第五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例