戯言(読み)ぎげん

精選版 日本国語大辞典「戯言」の解説

ぎ‐げん【戯言】

〘名〙 たわむれの言葉。ざれごと。じょうだん。
※菅家文草(900頃)四・水辺試飲「戯言凜々秋難酔」
※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二「戯言(ギゲン)とも附かず罵詈(ばり)とも附かぬ曖昧なお饒舌(しゃべり)に」 〔史記‐晉世家〕

け‐げん【戯言】

〘名〙 たわむれごと。ざれごと。冗談。ぎげん。けごん。〔文明本節用集(室町中)〕
※渋江抽斎(1916)〈森鴎外〉七六「往々戯言(ケゲン)を吐いて尊厳を冒すことがある」

たわれ‐ごと たはれ‥【戯言】

〘名〙 たわむれて言うことば。冗談。たわぶれごと。
※源氏(1001‐14頃)浮舟「されどさやうのたはれごともかけたまはず」

け‐ごん【戯言】

〘名〙 =けげん(戯言)日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「戯言」の解説

ぎ‐げん【戯言】

たわむれにいう言葉冗談

たわ‐ごと〔たは‐〕【戯言】

《古くは「たわこと」とも》たわけた葉。ばかばかしい話。また、ふざけた話。「戯言を聞くほど暇じゃない」「戯言をぬかすな」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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