打開く(読み)ウチヒラク

デジタル大辞泉 「打開く」の意味・読み・例文・類語

うち‐ひら・く【打(ち)開く】

[動カ五(四)]
広々と開けている。うちひらける。
「―・いた高台の、何ひとつ遮るものとてない青空は」〈里見弴・大道無門〉
大きく開く。また、勢いよく開く。「扉を―・く」
山野を開拓する。「荒れ地を―・く」
刀などを横や後ろに振りかざす。
「―・く太刀にて築地の腹に切っ先打ち立てて」〈義経記・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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