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投資紛争解決国際センター とうしふんそうかいけつこくさいセンター International Center for Settlement of Investment Disputes; ICSID

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

投資紛争解決国際センター
とうしふんそうかいけつこくさいセンター
International Center for Settlement of Investment Disputes; ICSID

投資紛争解決条約に基づいて設立され,投資受入れ国と外国人投資家との紛争を調停,あるいは仲裁によって解決することを任務とする国際機関世界銀行内に設置。センターには調停人と仲裁人の名簿が常備され,紛争当事者の利用に供されている。

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デジタル大辞泉の解説

とうしふんそうかいけつ‐こくさいセンター〔トウシフンサウカイケツ‐〕【投資紛争解決国際センター】

アイ‐シー‐エス‐アイ‐ディー(ICSID)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

投資紛争解決国際センター
とうしふんそうかいけつこくさいせんたー
International Center for Settlement of Investment Disputes

多数の国家からなる国際組織であり、世界銀行グループの一つ。略称ICSID。1965年3月18日にワシントンで世界銀行理事会により起草され、1966年10月14日(日本は1967年9月16日)に発効した「国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約」(「投資紛争解決条約」または「ICSID条約」とよばれる)により設立された。加盟国は144か国で、センター所在地は世界銀行の主たる事務所とされ、ワシントンにある(2010年10月時点)。
 同センターの目的は、締約国と他の締約国の国民との間の投資紛争を解決する調停と仲裁のための施設を提供することである。つまり、同センター自身が調停や仲裁を行うのではなく、手続上の便益を提供する。同センターは理事会および事務局からなり、理事会は各締約国の代表者から構成される。理事会議長は、世界銀行の総裁である。事務局は1名の事務局長、1名かそれ以上の事務局次長および職員からなり、事務局長と事務局次長の任期はそれぞれ6年である(再選可)。同センターには、調停人名簿と仲裁人名簿が常備される。各締約国が各名簿に記載するためにそれぞれ4名を、理事会議長が国籍の異なる10名を指名することができる。同センターの管轄は、締約国と他の締約国国民との間で投資から直接生じる法律上の紛争で、両当事者がセンターへの付託について書面で同意したものに及ぶ。[黒神直純]

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世界大百科事典内の投資紛争解決国際センターの言及

【国際裁判】より

…個人の出訴権は国家間の合意に基づき認められるが,たとえば,前述の中米司法裁判所や第1次大戦後の混合仲裁裁判所では,個人の出訴権が認められていた。現在では,ヨーロッパ共同体司法裁判所(ヨーロッパ司法裁判所)の場合,ヨーロッパ共同体の機関の行為に関し個人も出訴権を認められており,また1965年の投資紛争解決条約により,投資紛争解決国際センターが設置され,締約国の国民が他の締約国との合意に基づき,調停および仲裁裁判の手続を請求する権利を認められている。さらに,国際機構は出訴権を認められていないが,国際司法裁判所の場合,国連の総会と安全保障理事会,国連のその他の機関および専門機関は,法律問題について勧告的意見要請権を付与されている。…

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