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捏和 ねっかkneading

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

捏和
ねっか
kneading

粘り気があって密度の濃い液体や可塑性固体を混合する操作をいい,捏和を行なう機械を捏和機 kneading machineという。捏和機(混練機またはこね混ぜ機ともいう)としては,(1) 適当な形の容器の中のあらゆる部分を捏和翼が動いて被捏和物に剪断,圧縮などの作用を与え練り合わすようにするものと,(2) ロールミルのように互いに反対方向に異なる速度で回転する 2本のロールの間に被捏和物を繰り返し供給して練り合わすものが代表的である。

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世界大百科事典 第2版の解説

ねっか【捏和 kneading】

粘稠で変形に対する抵抗の大きな物質かくはん(攪拌)する操作。〈こねまぜ〉ともいう。捏和操作は単に配合成分の混合にとどまらず,物質の内部構造に関連した物性の変化,あるいは単一成分にはみられない混合系としての新しい性質の発現を目的としている場合が多い。生ゴムの素練りは強い内部剪断力によりゴム高分子を切断してゴムの可塑性をよくし,加硫は逆に分子間の構造性を助長してゴムの弾性強度,安定性を増す。また粘土や坏土(はいど),チョコレートや生練り粉の場合は,主成分の粉末を他成分の液体で包み込んだものの集合体として,適度の流動性,弾性,強度その他複雑なレオロジー的諸性質をもったペースト状あるいは可塑性混合物とし,最終製品形状への加工性やその品質,食品としての味をよくする。

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大辞林 第三版の解説

ねっか【捏和】

粘性の強い液体や粘土状の材料を、強い剪断せんだん力を加えて練ること。高粘度材料の乾燥などに用いられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

捏和
ねっか
kneading

2種以上の高粘性あるいは塑性流体を練り合わせながら、均一に混合することをいう。[編集部]

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世界大百科事典内の捏和の言及

【攪拌】より

…流体や粉末ないしは粒状の固体原料をかき混ぜることで,工学的にはかくはん操作またはかくはん混合操作として単位操作の一つに分類されている。狭義には,流体あるいはあまり多量でない粉粒体を含む流体で比較的粘稠でない原料を対象とする場合をかくはん,これに対して濃厚高分子溶液やグリースから粘土等に至るまでの非常に粘稠な原料を扱う場合を捏和(ねつか)または捏和混練,一方,固体の粉粒体原料を主とする場合を固体混合または単に混合と称して区別する。ただし,その区別は慣習的なもので明確なものではない。…

※「捏和」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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