捨身の行(読み)シャシンノギョウ

デジタル大辞泉 「捨身の行」の意味・読み・例文・類語

しゃしん‐の‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【捨身の行】

報恩得果のため、身体犠牲にして仏道を求める修行

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「捨身の行」の意味・読み・例文・類語

しゃしん【捨身】 の 行(ぎょう)

仏語身命を捨てて仏道を求める修行。
平家(13C前)灌頂「捨身の行になじかは御身ををしませ給ふべき」
② わが身を傷つけて米銭喜捨を乞うて歩くこと。
浮世草子傾城禁短気(1711)二「捨身(シャシン)の行(ギャウ)腕香など焼て、〈略〉銭をむさぼらば、せめては後世の助共成べし」

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