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接木雑種 つぎきざっしゅ graft hybrid

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

接木雑種
つぎきざっしゅ
graft hybrid

雌雄の配偶子間で行われる通常の交配による雑種を有性雑種と呼ぶのに対して,栄養体の接合により生じるものを栄養雑種と呼ぶが,植物ではおもに接木がその手段になるから,これを接木雑種という。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

つぎき‐ざっしゅ【接(ぎ)木雑種】

接ぎ木の際にキメラ現象や突然変異によって生じた新しい品種。

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世界大百科事典内の接木雑種の言及

【栄養雑種】より

…有性生殖によらない方法でつくられた雑種のこと。接木によって台木が接穂の形質に影響をおよぼす接木雑種graft hybridを指すことが多い。接木雑種は子孫にまで遺伝質の変化が伝わる場合と,接木を行った世代だけに両親の影響が現れるキメラの場合とがある。…

【雑種】より

…たとえば現在世界に広く栽培されているパンコムギ(六倍体,ゲノム式AABBDD)は,栽培二粒系コムギ(四倍体,AABB)と野生種のタルホコムギ(二倍体,DD)の間に自然に生じた属間雑種に由来し,この雑種(三倍体,ABD)の染色体数倍加によって生じた複二倍体起源の作物である。 接木などの手段で有性生殖によらずに両親の形質を併せもつ個体が得られたとき,栄養雑種または接木雑種といい,ナス科植物で実験的に得られている。また最近では遺伝的構成の異なる異種の細胞どうしを人工的に融合させた融合体を雑種細胞とよんでいるが,タバコなどではこのようにして生じた雑種細胞を増殖させてカルスをつくり,さらに再分化させて新しい雑種植物が合成されている。…

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